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help リーダーに追加 RSS 映画「デトロイト・メタル・シティ」感想

<<   作成日時 : 2008/08/29 18:06   >>

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 『ヤングアニマル』連載中のギャグ漫画を映画化した「デトロイト・メタル・シティ」。監督は「ガンジス河でバタフライ」の李闘士男です。
 感想にはネタバレ入ってますので、未見の方は注意。




 注目は主演の松山ケンイチ。これは最高のキャスティングでしょう。主人公の根岸くんを、そしてクラウザーさんをできるのは彼をおいて他にはいない! 元々キャラ作りの上手な役者さんですが、この映画ではそれを遺憾なく発揮してくれました。特に根岸くんが歌うときのクネクネ具合が最高。もう「デスノート」のLだと言っても誰も信じてくれないかも。(笑)
 脇の配役も絶妙です。特に良かったのは、相川さん役の加藤ローサとファン代表の大倉孝二。加藤ローサはいつもながら明るくてちょっとバカっぽい女の子を好演。ヒロイン役の責務もちゃんと果たしていました。大倉孝二はもう一目見ただけでヤバイ。彼もハマリ役と言えるでしょう。
 DMCのメンバーについては、ジャギが火を吹かないとか、カミュがメタボってるとか、社長に狂気が足りないとか、細かな不満はありますが、まあ合格点と言えるでしょう。

 原作漫画のダイジェスト版にならず、原作の場面を上手に切り貼りして一本のストーリーにしているのは、なかなか上手いと感心しました。特に原作になかった「No Music No Dream(音楽がなければ夢もない)」という言葉をキーワードに持ってきたのは正解。このあたりは脚本の大森美香の手柄でしょうか。

 映画の演出的にはオーソドックスで、ストーリー展開も王道なので、見所はやっぱり松山ケンイチ演じるヨハネ・クラウザーU世の演技。動くクラウザーさんは原作以上にシュールでおかしい。特にトイレで高橋一生と一緒に歌うシーンが一番の笑いどころ。もうわかっていても可笑しいっていうか、つい声を出して笑ってしまいました。もちろん場内のお客さんも爆笑。

 これは欠点と言っていいのかどうかわかりませんが、メタル系が好きでない私にとって、あの大音量の音楽は参った。ライブの臨場感を出そうというのはわかるけど、歌詞も聴き取れないぐらいに大きくするのはどうなんでしょう? 「心臓の弱い方は、云々」の但し書きが要りそうなぐらいの大音量でした。


※総合評価。5段階で星四つ。映画の内容的には星三つ半ぐらいだけど、松ケンの演技は文句なく五つ星。よってランクアップです。原作漫画のファンの人は見て損はないでしょう。

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松山ケンイチの秘密
2008/08/30 05:45

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コメント(4件)

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配役で良かったのは松ケンのクラウザーさんは別格として、大倉孝二が頭一つ抜けてましたね。原作の雰囲気のままうまく「クラウザーさん伝説」の狂言回しをやってくれた感じです。次点はジーン・シモンズ。ジャックっぽくてカッコよかった!残念だったのはカミュがあまり変態じゃなかったことと、社長に迫力が足りなかったことですかね。まあ松雪泰子的には、十分ハジけてたし頑張ってたと思いますが何か足りないんですよね。多分声が細いからかなぁ。超ハスキーボイスなら良かったんじゃないかと。

全体的にはよく出来た映画だったと思います。実際、観終わった後に近くの席のカップルの兄ちゃんの方がボソッと「よう出来てるわ」と言ってましたし(^^)

あと私もメタル別に好きじゃないんですが、ライブシーンは単純に格好良く仕上がっててある意味音楽映画と言ってもいいんじゃないかって思いました。まあこれは好みですけど。<ただ歌詞は私も聴き取りにくかったです(^^;
武臨
2008/08/29 20:43
 大倉孝二はファンの中でもひときわヤバかったですよね。岡田よっちゃんは誰だかわからなかったけど、大倉孝二は彼だと一目見てわかるのもよかったです。
 ジーン・シモンズは年取ったなあってのが第一印象。ライブシーンはさすがに堂に入ってましたが、あんまり演技してませんでしたよね。(^^;

松雪泰子の社長に足りないのは「狂気」でしょうね。本来なら一番クレイジーなキャラのはずなのに一歩及んでいない。大倉孝二みたいに一目で「コイツ、やべえぇっ!」って思われなきゃいけないんですが。

基本一話読み切りの原作漫画を、ちゃんと一本のストーリー仕立てにしたのは良かったですよね。原作設定の改変もこれならアリです。欲を言えばもうちょっと笑える場面が欲しかったかな?
管理人
2008/08/29 23:48
ジーン・シモンズ、雰囲気壊さない程度にやってくれさえすれればまあ演技は必要ないでしょう。ライブシーンだけ格好良ければ無問題じゃないでしょうか(^^)

確かに原作の社長はキャラ中最強のクレイジーなんですが、映画版ではなんかちょっとイイ人というか、師匠キャラ入ってるんで露骨に狂気を表現するわけにはいかなかったんでしょう。その代わりに何か欲しかったところなんですが…

個人的にはやはりもう少し笑いの方に重心をおいて欲しかったです。悩めるクラウザーさんに共感するってよりは、悩めるクラウザーさんが面白いってのがもう少し見たかった。でもまあ映画としての出来がいいから欲が出ちゃうんですけどね(^^)
武臨
2008/08/30 20:43
 この映画を観た後、原作最新刊の6巻を買って読んだんですが、特に違和感感じなかったです。基本的に原作に忠実に作られているからでしょうね。
 ぐりとぐらが犬に変わっちゃったのはアレですが、ちゃんと赤と青のリボンしていたりと芸が細かかったり、クラウザーたんとかも出てきたりと、原作に対するリスペクトが十分に感じられましたから、改変してもアリって思っちゃうんでしょうね。

 本文に書き忘れたツッコミどころとしては、あんな田舎の小さい神社に巫女さんが常駐しているわけねえ!でしょうか。でも、本物の犬飼神社を知らないので、なんとも言えないんですが。(^^;
管理人
2008/08/31 17:03

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