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zoom RSS スペシャルドラマ「一休さん」感想

<<   作成日時 : 2012/06/30 23:38   >>

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 東映アニメが原作のスペシャルドラマ「一休さん」。午後9時からの放映で終わるのは11時過ぎと、これはアニメを知っている世代がターゲットでしょうか。

 一休さんの頓智というのは非常にシンプルで、要するに物の道理を説いているわけです。今回題材になった例で示すと、

 いわく、橋を通らず向こうに渡れるはずがない。
 いわく、絵の虎が抜け出て暴れるはずがない。
 いわく、ふたを取らずに吸い物を飲めるはずがない。

 言わば当たり前のことです。ゆえに、この流れで第二幕の流行り病に対するオチがつくという寸法。

 いわく、流行り病を治すには明の薬が必要。
 いわく、薬を手に入れるには将軍が明に臣従して貿易を始めればいい。

 この当たり前のことができていないから、一休さんは将軍様に世の中の真実を見せねばならなかった。と考えるとこれは子供向きではなくて、やはり大人が対象のドラマと言えるでしょうね。

 ただ、第三幕は全くの蛇足で、やる必要がなかった。特にニセ一休とのなぞなぞ合戦は午後10時過ぎにやるようなネタじゃないでしょう。もうちょっと構成考えてほしかったです。

 主演の鈴木福はなかなかの好演。さよちゃん役の小林星蘭もいい味出していました。ただちょっと感情の流れが唐突でしたが、これは演出のせいでしょうし。
 足利義満役の東山紀之はちょっともったいないかなあ。ヒガシのひょうひょうとした雰囲気があまり生かされていない気がしました。脇で良かったのは荒川良々でしょうか。安田成美のお母さん役も意外にはまっていました。

 全体の作りがチープなのが残念なところ。アニメ原作だからと言って手を抜いていいわけではないですし。むしろ、テーマが真面目なのだから、もっと細部まで作りこんでもほしかったような。まあでも、役者の力量もあって、単なるコントドラマにならなかったのは良かったと思います。

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