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zoom RSS 新春ドラマスペシャル“新参者”加賀恭一郎「眠りの森」

<<   作成日時 : 2014/01/03 20:26   >>

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 2011年の正月はSPドラマ「赤い指」、2013年の正月は劇場版「麒麟の翼」と、なぜか新春に放映される「新参者」スぺシャル。今回の「眠りの森」も時系列的に連ドラ以前の出来事です。

 「殺人事件を加害者側の人情話で落とす」というのが「新参者」シリーズの特徴ですが、今回の話も基本それを踏襲していました。被害者よりも加害者側に寄り添ったその姿勢は、人によっては受け入れられないかも知れません。今回も加害者に対する「罰」や償いは描かれなかったわけですから。

 ストーリー的には中盤の演出家殺害シーンがわかり難かった。たぶん事件をややこしくして話に変化をつけたかったんでしょうが、特に無くても問題ないシーンだったと思います。

 一般常識からかい離したバレエ界の特殊事情がこの作品のキモでしたが、それは途中で所轄の老刑事が「あのバレエ団の一味」と言っていたように、視聴者目線では異質で受け入れがたいもの。ただ、ヒロインをそのバレエ団の中の子に設定したために、視聴者の心情がそちらに寄り添ってしまって、バレエ界の闇を暴くという風にはならなかったですね。単に石原さとみ可哀想で終わってしまいました。

 キャストでは叩き上げの老刑事役の柄本明が良かったですね。途中で加賀に「俺はお前が嫌いだ」なんて言うシーンがありましたが、そんなのに頼らなくても彼が加賀に良くない感情を抱いているけどそれを抑えている、というのが演技だけで伝わって来ていました。この辺りはやはり流石です。
 阿部寛は相変わらずの安定感。このドラマでは殊更演技を抑えていますね。冒頭の仲間由紀恵との共演は映画「TRICK」の宣伝目的かな?と思ったんですが、よく考えてみれば放送局が違うのでした。

 バレエシーンも多く、お正月らしい華やかなドラマでしたが、ミステリ的にはトリックもほとんどなくて物足らない感がありました。でも、「新参者」らしい雰囲気は全編に感じられたので、それはそれで良かったかなと思います。

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