小野不由美「丕緒の鳥(十二国記シリーズ)」感想
新潮社の季刊誌『yom yom』第6号に、十二国記シリーズの短編が掲載されています。題して「丕緒(ひしょ)の鳥」。十二国記としては6年半ぶりの新作だそうな。
ネタバレにならない程度に内容を紹介すると、時代は陽子が慶国の王に即位する前後の話。王宮内での典礼に際して陶製の鳥を射る儀式を司る役所の下級官吏が主人公です。百年以上にわたって慶国の王室を見届けてきた彼が新慶王・陽子に対して抱いた思いとは…?というのがお話の骨子。
6年半ぶりの十二国記、正直心配していたんですが、ファンの期待を裏切らない出来でした。以前と変わらぬ十二国の、そして陽子の姿がそこにあると感慨深かったです。
あと印象的なのは、小野不由美独特の文体。結局小説の魅力って文章なんだと思います。そして、彼女の文章は十二国記でこそ一番輝いていると言えるでしょう。
惜しむらくは、今回のお話は短編すぎる。やっぱり十二国といえば長大な物語を期待してしまいますね。ぜひ、陽子や景麒の物語の続きを連載してほしいものです。
ネタバレにならない程度に内容を紹介すると、時代は陽子が慶国の王に即位する前後の話。王宮内での典礼に際して陶製の鳥を射る儀式を司る役所の下級官吏が主人公です。百年以上にわたって慶国の王室を見届けてきた彼が新慶王・陽子に対して抱いた思いとは…?というのがお話の骨子。
6年半ぶりの十二国記、正直心配していたんですが、ファンの期待を裏切らない出来でした。以前と変わらぬ十二国の、そして陽子の姿がそこにあると感慨深かったです。
あと印象的なのは、小野不由美独特の文体。結局小説の魅力って文章なんだと思います。そして、彼女の文章は十二国記でこそ一番輝いていると言えるでしょう。
惜しむらくは、今回のお話は短編すぎる。やっぱり十二国といえば長大な物語を期待してしまいますね。ぜひ、陽子や景麒の物語の続きを連載してほしいものです。