「ホワイトハウス・ダウン」感想

 ローランド・エメリッヒ監督の「ホワイトハウス・ダウン」を観に行って来ました。そのネタバレ感想です。



 さすがエメリッヒ。こういう超大作なバカ映画を作らせたら右に出る者はいませんね。過去作でもそうだったけど、ストーリーが進むに従ってバカ度がアップするというエメリッヒマジックは健在。特に二度目の大統領就任式なんて繰り返しのギャグシーンみたいになっていました。

 脚本的には結構細かい伏線を張っているんですが、それが「いやいや、なんか違うだろ」って思ってしまうところもいくつか。例えばラスト近くの娘の旗振りシーンとか。確かに学校で旗振りやったってエピソードはあったけど、そのオチがこれでいいのか?って感じで。

 他にもすごく大勢の人が死んでいるのに全然悲愴感なかったり、死亡フラグを立てていると思われた人物が死ななかったり、ガラスが雨あられと降り注ぐのに傷一つつかなかったり、大統領が妙に強かったりと、エメリッヒ作品特有の「お約束」も随所に見られました。あと、シリアスなシーンでユーモア入れてくるところも。

 とにかく細かいことは抜きにして上映中目いっぱい楽しめました。これだけ金をかけて大きなバカをやる、ハリウッドはやはり凄いと言わざるを得ません。


※総合評価。五段階で星四つ。一言でいえばエメリッヒ版「ダイハード」。すごく監督色の強い作品です。そして、劇場の大画面でこそこの映画は真価を発揮すると思います。