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zoom RSS 「ガリレオ劇場版 容疑者Xの献身」感想

<<   作成日時 : 2009/12/30 00:39   >>

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 月9ドラマ「ガリレオ」の劇場版「容疑者Xの献身」(2008年、西谷弘監督)がテレビ放映されたので見てみました。その感想です。


 これは連ドラの時の印象とはまた違った本格的な社会派ミステリになっていますね。ドラマの最終回や、この映画の番宣ドラマである「エピソードゼロ」、どちらも出来が悪かっただけに、この劇場版には全然期待していませんでしたが、それはいい方向へ裏切られました。

 「○○だと思わせておいて実は××」というネタ、同じ東野圭吾原作の「名探偵の掟」では上手く機能していなかったのが、この映画では実に効果的に使われていました。まあ本格とパロディの違いがあるので一概に比較はできないんですけど。

 ドラマ版を踏襲した演出としては、最初の大規模なレールガンの実験、これは本筋と全く関係なかったんですね。そして、「実に面白い」の決まり文句や、謎を解くときに所かまわず数式書くという演出もなかったのが物足りないです。ドラマの延長線上にあるんじゃなくて、全く別の物語というのがこの劇場版の位置付けでしょうか。

 キャストでは、福山雅治は連ドラ時とほぼ変わらず、柴咲コウはヒロインポジションというよりは単に物語を進めるキャラになってしまってます。でも、地味ながら湯川の決断を促すヒロインならではのセリフもあったので、きちんと役目は果たしていると言えるでしょう。
 ゲストは堤真一と松雪泰子。どちらもちょっとキャラ違うんじゃないの?と言いたくなるような役でしたが、まあ無難にこなしていましたね。石神役は武田鉄矢、靖子役を奥貫薫あたりがやればもっとハマリ役な気がしますが、そうすると二人が恋愛関係を築くのはちょっと難しいか。(^^;
 新人では松雪泰子の娘役の金澤美穂が好演していましたね。あと長塚圭史はいつもながらキモイ役がハマっています。

 舞台は東京なのに帝都大学のシーンだけ京大キャンパスでロケしていました。ドラマ版では確か違う大学だったと思う。これは主人公の湯川学が京大出身の湯川秀樹をモデルにしているから、それをリスペクトしたのかも知れません。


※総合評価。五段階で星四つ。社会派ミステリとして申し分ない出来。ただ、連ドラの感覚で見ていると物足りなさを感じるのも事実。湯川と内海薫の名コンビぶりがあまり感じられなかったのが欠点でしょうか。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
この映画は完全に湯川先生&石神先生押しですね。内海刑事はまあ助燃剤ってとこでしょうか。ホームズとモリアーティーの対決みたいなのをベースに友情と恋愛の調味料をまぶしたってところですかね。なかなかよく出来てて途中で中だるみしそうになると石神先生が実はストーカーみたいなフリを入れたりとか、テレビで見ると結構長時間でしたが退屈せずに見れました。で、確かに弁当屋は奥貫薫でその娘は福田麻由子とか大後寿々花とか不幸の似合いそうな人にやってもらった方が良かったかも(^^) でも石神先生は難しいですね。堺雅人だと本当のストーカーみたいだし、松ケンは若すぎるし…ってなるとまあ堤真一くらいになるんでしょう。
武臨
2009/12/31 14:17
 これは意外な社会派の良作で見応えがありましたね。コミカルだったドラマ版も良かったですが、こういう地味でほろ苦い劇場版ガリレオもまたアリですね。
 松雪泰子は気が強そうだから薄幸とはまた違うんですよね。石神先生役は堺雅人も考えたんですが、それだとキャラ濃すぎて福山雅治とのバランスが取れなくなるし、やっぱり堤真一あたりが無難なんでしょうか。
管理人
2009/12/31 20:01
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